logo Global IPv6 Summit in Japan 2001 2001年12月3・4日開催
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ご挨拶

Global IPv6 Summit は、IPv6 Forum が世界各地で開催している IPv6 に関する国際会議です。昨年の Internet Week 2000 では、アジアでは初の試みとして、Global IPv6 Summit in Japan を開催し、大きな成功を納めました。650名を越える多くの参加者のうち実に 98% 以上もの方が、本年の開催を望んでいるアンケート結果もこれを裏付けています。
この結果を受けると共に、さらなる IPv6 の普及を願って、今年も Global IPv6 Summit in Japan 2001 を Internet Week 2001 の一部として開催することになりました。

現在インターネットで使われている基盤技術は IPv4 (Internet Protocol Version 4) と呼ばれています。IPv4 では、約43億のアドレスしか提供できません。これは、世界人口よりも少ない数字であり、IPv4 だけではインターネットが単なるコンピュータのためのネットワークに留まることを意味しています。 来たるべき新しいプロトコル IPv6 (Internet Protocol Version 6) が提供するアドレスは実質的に無限です。これまでインターネットに繋がっていなかった家電、携帯電話、車、ゲーム機器などがインターネットを通じて交互に通信することを IPv6 は可能にします。

たとえば、出先から携帯電話を使って、家のビデオを操作できるようになるでしょう。また、体温や脈拍などを計れるベッドをインターネットに繋げば、遠隔医療が可能になるかもしれません。
IPv6 は、インターネットを劇的に発展させ、生活やビジネスのパラダイムを変える鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。

IPv6 の分野において、日本は世界をリードする立場にあり、国内を問わず国外からもこの国際会議が注目されています。今年は、ISP による商用サービスの立ち上げ、IPv6 製品の増加、政府による実証実験のサポートなど、昨年よりもさらに IPv6 に関する動きが活発になってきました。

このような時期に、現状をまとめ、課題を洗い出し、将来の方向性を考えることは有意義であると考えます。実行委員一同、昨年よりも充実した内容になるよう努めて参りますので、みなさんのご参加をお待ちしております。
Global IPv6 Summit in Japan 2001 実行委員会
実行委員長
山本和彦


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