Last modified   2002.11.15

講師紹介 (50音順)

猪俣 彰浩

富士通株式会社

Workshop 2『企業ネットワークでのIPv6利用』

1989年富士通入社,VANサービス「FENICS」のネットワーク設計,構築,運用を経て、1993年,インターネットサービス「InfoWeb」(現@nifty)の立ち上げに参加。以降インターネットのアクセス網、バックボーンのネットワーク設計/運用、ネットワークサービスの企画に携わる。FENICS/@niftyのIPv6サービスおよびソリューションの企画を担当。

IAJapan IPv6 Deployment委員会 委員
IPv6運用研究会 Chair

岡部 宣夫

岡部 宣夫 横河電機株式会社

Workshop 3『IPv6の組み込み分野への適用』
  • 略歴
    東京農工大学 数理情報工学 学士 (1983)
    東京農工大学 数理情報工学 修士 (1985)
    TAHIプロジェクトを立ち上げる (1998)
    TACAプロジェクトを立ち上げる (2001)
  • 専門
    ネットワーク、セキュリティ、組み込み機器、プロトコルテスティング

    現在は、ネットワークの専門知識を有さない一般的な消費者が、気軽かつ安全に、多様な非 PC ネットワーク機器を利用するために必要な技術の開発に興味を持っている。

  • WIDE プロジェクトメンバー
    TAHI プロジェクトメンバー
    TACA WG co-chair

Anthony Jones(アンソニー・ジョーンズ)

アンソニー・ジョーンズ Microsoft Co., Ltd.

Workshop 4『IPv6ネットワークプログラミング』

トランスポート・コネクティビティーグループのソフトウェアデザインエンジニア。

Windows Socket APIの試用を指揮し、次世代のWindows リリースに向けたIPv4、IPv6開発チーム、次世代ネットワークインターフェースに関わる。

  • 著作
    「Network Programming for MicrosoftWindows」(Microsoft Press発行)

白崎 泰弘

白崎 泰弘 NTT コミュニケーションズ株式会社

Workshop 1『IPv6ネットワーク設定ノウハウ』
  • 略歴
    2000年  東北大学理学研究科物理学専攻 修士
    2000年  NTT コミュニケーションズ株式会社 入社

    以来 NTT/VERIO IPv6 バックボーンおよび OCN ADSL サービスIPv6 デュアル(A)など、一貫してIPv6関連サービスの設計、運用、構築に携る。

Laurent Dumont(ローレン・デュモン)

ローレン・デュモン Apple Computer, Inc.
シニアソフトウェアエンジニア

Workshop 4『IPv6ネットワークプログラミング』

Apple Computer Inc. のシニアソフトウェアエンジニア。 同社には 9 年間在籍。

現在同社で、 Core OS Networking部のメンバーとしてカーネルネットワーキングプロトコル、実装、運用、メインテナンスに関わる。

また、最近、KAME IPv6 と IPsecのMacOS Xへの実装のポーティングに携わっている。

中井 哲也

中井 哲也 NTTコミュニケーションズ株式会社

Workshop 2『企業ネットワークでのIPv6利用』

1995年 日本電信電話株式会社入社
1996年から大手ISPネットワークの構築、運用業務に携わる

現在、NTTコミュニケーションズ グローバルIP事業部 事業戦略部にて、IPv6のグローバル展開戦略、新規ビジネス開拓業務に携わる。

萩野 純一郎

萩野純一郎 (株)インターネットイニシアティブ技術研究所

Workshop 4『IPv6ネットワークプログラミング』

慶應義塾大学工学士 (1993年3月)
慶應義塾大学工学修士 (1995年3月)
慶應義塾大学博士(工学) (1998年3月)

  • 略歴
    (株)ソニーコンピュータサイエンス研究所アシスタントリサーチャー(1996年1月-1997年10月)、
    (株)インターネットイニシアティブ技術研究所(1998年4月-)
    北陸先端科学技術大学院大学 客員助教授
  • 専門
    コンピュータネットワーク、オペレーティングシステム、多国語情報処理
  • 主な研究課題
    Internet Protocol version 6 (IPv6)
    インターネットの普及に伴い、IPv4にはたくさんの根本的な問題が 露呈するようになりました。 例えば経路表サイズの爆発、アドレス空間の枯渇、 テクノロジの普及の困難さ、NATによるend-to-endモデルの崩壊などが挙げられます。 IPv6は新しいバージョンのインターネットプロトコルで、これらの問題を解決し、 より頑健でスケーラブルなインターネットを実現します。 私の研究分野はIPv6の実装、普及、運用、関連仕様の標準化など多岐にわたります。

    インターネットセキュリティ
    多くのデバイスがインターネットに接続され、ひとびとがインターネットに 頼って生活しています。 このため、インターネットのセキュリティを確保し、 信頼できるインターネット環境を提供することが急務です。 現在IPsec、IKE、SSH、DNSSEC、そしてIPv6のための新しいセキュリティモデルに 注目して研究を行っています。

    多国語情報処理
    インターネットはあらゆる国・地域を越えて計算機を接続します。 このため、オペレーティングシステム、アプリケーションいずれも 多国語情報処理の機能を備えることが重要です。
  • 主な著書・論文
    • Jun-ichiro Hagino and Hal Snyder, "IPv6 Multihoming Support at Site Exit Routers", RFC3178, October 2001.
    • Jun-ichiro Hagino and Kazu Yamamoto, "An IPv6-to-IPv4 transport relay translator", RFC3142, June 2001.
    • Jun-ichiro Hagino, "Citrus project: true multilingual support for BSD operating systems", Freenix2001, June 2001.
    • Jun-ichiro Hagino, "Mbuf issues in 4.4BSD IPv6/IPsec support (experiences from KAME IPv6/IPsec implemntation)", Freenix2000, June 2000.
    • Jun-ichiro Hagino, "Magicpoint presentation tool", Freenix 1999, USENIX, June 1999.
    • Jun-ichiro Itoh, Yasuhiko Yokote and Mario Tokoro, "Constructing IPv6 protocol stack on Apertos", Proceedings of IWOOOS'96, October 1996.
    • Jun-ichiro Itoh, Yasuhiko Yokote and Mario Tokoro, "SCONE: Using Concurrent Objects for Low-level Operating System Programming", Proceedings of the ACM OOPSLA'95. October 1995.
    • Jun-ichiro Itoh, Rodger Lea, and Yasuhiko Yokote, "Using meta-objects to support optimization in the Apertos operating system", USENIX COOTS (Conference on Object Oriented Technologies), June 1995.
  • 国際貢献・国内貢献等
    • WIDEプロジェクトメンバー
    • NetBSDプロジェクトコアチームメンバー
    • KAMEプロジェクト/OpenBSDプロジェクト/tcpdumpプロジェクト(tcpdump.org)/ magicpointプロジェクト/etherealプロジェクト 開発メンバー

宮川 晋

宮川 晋 NTTコミュニケーションズ株式会社/WIDEプロジェクト

Workshop 1『IPv6ネットワーク設定ノウハウ』
  • 略歴
    1990年3月 東京工業大学 工学士
    1992年3月 東京工業大学 工学修士
    1995年3月 東京工業大学 博士(工学)
    1995年4月 日本電信電話株式会社 入社
    NTTソフトウェア研究所 広域コンピューティング研究部 (当時)
    インターネット技術研究開発に従事。インターネットマルチフィード技術、 携帯電話インターネット伝送技術改良などに従事。IPv6に関する取り組みを開始
    1997年3月 NTT Multimedia Communications Laboratories (Palo Alto,California,USA)
    VPN技術開発をおこなうとおもに、IPv6に関する開発研究・実用化を本格化
    世界初の商用IPv6 IXの開設など
    2002年5月 NTTコミュニケーションズ 先端IPアーキテクチャセンタ
    IPv6グループのリーダとしてIPv6の研究開発・実装評価、事業部への技術支援などを推進。IETF標準化作業などの対外活動。

WIDEプロジェクトメンバー。慶應義塾大学 SFC研究所 研究員
現在、UNIXマガジン(アスキー)、情報処理学会誌などに記事を連載中

Qing Li(チング リー)

Qing Li Wind River Systems, Inc.
ネットワークス BU
テクニカルスタッフ シニアメンバー

Workshop 3『IPv6の組み込み分野への適用』

ウインドリバー社において WindNet IPv6 開発を技術的にリード
  • 学歴
    カナダ アルバータ大学コンピューターサイエンス専攻 学士
    USA  サンタクララ大学 コンピューターエンジニアリング 修士
        アドバンスパフォーマンスコンピューティングに重点をおく
  • 専門
    コンピューターネットワークス、システム組み込み、分散コンピューティング

  • IEEE Computer Society メンバー
    Association for Computing Machinery メンバー

Don Loomis(ドン・ルームス)

Don Loomis Dallas Semiconductor Corporation
シニアエンジニアリングマネージャー

Workshop 3『IPv6の組み込み分野への適用』

マイクロコントローラーグループにおいて、 製品定義、エンジニアリングチームを統率する。

TINI Specification and Developers Guide」を著し、 最近ではIPv6 ネットワークスタックを統合する、 次世代のネットワークマイクロコントローラーにかかわる。