Last modified   2002.12.18

IPv6マルチキャストによるライブ配信実験

実験概要

Global IPv6 Summit in Japan 2002実行委員会は、12月18、19日にパシフィコ横浜で開催するGlobal IPv6 Summit in Japan 2002の一部を、IPv6マルチキャストで実験的にライブストリーミング中継します。これは、株式会社インターネットイニシアティブ、NTTコミュニケーションズ株式会社、マイクロソフト株式会社、WIDE Projectの協力により実現されるものです。

ライブ配信の内容

Global IPv6 Summit in Japanの第2日にあたる12月19日に行われる全プログラムをライブ配信します。プログラムの詳細はGlobal IPv6 Summit in Japanのウェブページ(https://www.jp.ipv6forum.com/)をご覧ください。

実験ネットワークの構成

Global IPv6 Summit in Japan 2002、および併催イベントであるInternet Week 2002両会場からのIPv4/IPv6インターネット接続用回線はNTTコミュニケーションズによって提供されています。IPv6 Summit in Japan会場にてエンコードされた映像は、この回線上で仮想的な帯域を割り当てられ、IIJが運用するビデオ配信サーバにIPv6で伝送されます。IIJのサーバからは、WIDE Projectが運用する実験IPv6インターネットエクスチェンジであるNSPIXP6を経由してマルチキャストストリーミングが配信されます。ビデオ配信サーバソフトウェアとしては、マイクロソフトの協力により、IPv6に対応した同社の次世代デジタルメディアプラットフォーム、「Windows Media 9 Series」のRC版を使用します。

ネットワークの構成

動作環境

実験に参加するためには以下の環境が必要です。

視聴形態 対象となるユーザー 必要なソフトウェア
マルチキャストによる受信
  • IPv6マルチキャスト通信が可能であり、500Kbps程度の帯域が確保できること
    (詳細はご利用のISPの実験担当窓口にお問い合わせください)
  • WindowsXP + SP1
    • IPv6プロトコルスタックがインストール済みであること
  • Windows Media Player 9 Release Candidate
ユニキャストによる受信
  • IPv6の接続性があり、500Kbps程度の帯域が確保できること
  • WindowsXP
    • IPv6プロトコルスタックがインストール済みであること
  • Windows Media Player 9 Release Candidate

ライブ配信映像受信方法

前項の動作環境が整っていることを確認した後、以下のURLにアクセスしてください。自動的にWindows Media Playerが起動し、ライブ映像が再生されます。

注: IPv6 Summit 会場(Internet Week 2002会場)からはご覧頂けません。

機材/ソフトウェア提供 (50音順)

お問い合わせ

IPv6マルチキャストによるライブ配信実験に関するお問い合わせはE-mailのみとさせていただいております。ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。

E-mail:summit2002-live@iajapan.org