インターネットの発展に伴い、アフリカ地域以外の全世界においてIPv4アドレスの在庫が枯渇し、IPv4アドレスの新規調達ができなくなっています。 一方、「モノのインターネット (Internet of Things)」を始め、インターネットの利用は拡大しており、今後のインターネットを支えるプロトコルとして、IPv6の重要性は世界的に高くなってきております。
このような背景のもと、IPv6の普及が進み、IPv6のトラフィックは急増しています。 国内においては、固定系ブロードバンドサービスはもとより、携帯サービスにおいてもIPv6が実装され、一般ユーザが知らないうちにIPv6を使用する環境が整っています。 各国にサービスを展開している大手コンテンツ事業者の公開統計情報によると、IPv6を利用して接続してくるユーザの割合は、約25%となっています(2018年10現在)。 更に、米国の大手事業者において、ネットワークの運用コストを下げるため、コアネットワークをIPv6のみにする等の動きもでており、IPv6の利用は新たなフェーズに入りつつあります。
また、IPv6のプロトコル仕様がIPv4と同レベルの「インターネット標準」となるといったインターネット標準化方面での動きや、 国際的なインターネット関連組織である Internet Society (ISOC)、Internet Engineering Task Force (IETF)、各地域インターネットレジストリや、国連配下の Internet Governance Forum (IGF)、各国政府、経済界、各国における業界団体等におけるIPv6対応の各種施策の進展等、IPv6を取り巻く環境に大きな変化が出てきています。
このような世界的な潮流において、IPv6の利用を更にすすめて頂くための機会として「IPv6 Summit in TOKYO 2018」を開催いたします。本Summitにおいては、IPv6技術の動向、IPv6に関するホットトピック、IPv6導入状況等をお伝えします。更に、IPv6の更なる利用について、会場の皆様とともに議論できればと考えております。皆様のご来場をお待ちしております。
IPv6普及・高度化推進協議会 会長 村井 純
一般財団法人インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会 委員長 細谷 僚一
IPv6 Summit in TOKYO 2018 | |
2018年11月26日(月) | |
IPv6普及・高度化推進協議会 一般財団法人インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会 |
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IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース | |
IPv6普及・高度化推進協議会事務局(株式会社イーサイド内) | |
総務省 経済産業省 WIDEプロジェクト |
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ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンス 2F ホール | |
カンファレンス | |
事前登録制:無料 | |
300名(予定) |